米空港の手荷物検査、1週間の銃摘発が過去最高の67丁に

[27日 ロイター] – 米国内の空港で今月17日までの1週間に機内持ち込みの旅客手荷物から見つかった銃の数が、過去最高の67丁だったことが分かった。米運輸保安局(TSA)が明らかにした。

これまでの記録は2013年5月の65丁。今回見つかった銃のうち、銃弾が装填されていたのは56丁だった。年初からこれまでに見つかった銃は2000丁を超えるという。

先に就任したTSAのネッフェンジャー長官は議会で、最優先課題は空港の手荷物検査における検知能力の強化だと述べていた。

米国では銃などの武器を機内に持ち込むことは禁止されているが、航空会社に申告した未装填の武器であれば、預け入れ荷物に入れて運ぶことができる。