高畑淳子と余貴美子の会話に蒼井優は気まずそうに笑うだけ

6月17日に最終回を迎えた、堺雅人(41才)主演の好視聴率ドラマ『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)。このドラマの裏側で、2人の女優が火花を散らしていたという。

その2人の女優とは、高畑淳子(60才)と余貴美子(59才)。高畑は、蒼井優(29才)演じる解離性同一性障害の女性・夢乃(明良)の実母を演じ、余は育ての母を演じている。

「片方が迫真の演技をすると、もう片方がそれに負けじと同じくすごいパワーで演技をしているんです。そんなふたりの闘志をさらに燃やさせる着火剤的な存在となっているのは、娘役の蒼井優さんみたいです」(番組関係者)

劇中で蒼井は、心に傷を負ったか弱い明良と、強気で攻撃的な夢乃を演じ分けている。

「余さんは蒼井さんにベタ惚れで“決してパワー全開というわけではないのに、いざ始まるとなんともいえない魅力ある演技に吸い込まれそうになる”“その刺激がたまらない”と話していました。そうかと思えば高畑さんも、“蒼井さんに食われないように必死に演じている”と話すほど。余さんと高畑さんが蒼井さんの話をしているときは、“私のほうが彼女のことをわかっている”というような、ものすごいせめぎ合いを繰り広げているんですよ」(前出・番組関係者)

一方でこんな証言も。

「先月、余さんは59才の誕生日を迎えたんですが、その時スタッフが花束を用意して盛り上げようとしたことがありました。当然周囲は“おいくつに?”的な反応になったんですが、余さんは“空気読んでよ~。若い頃と違っておばさんの誕生日はうれしいものじゃないのよ”とスタッフに苦言を呈していました。すると1才年上の高畑さんが“59? いよいよね。50代も早いけど、60代は坂を転げるようなものよ”と高笑いして“来年は巣鴨で赤いパンツ買ってあげるわよ”なんて余さんに言っていましたね。

もういっつもそんな感じで、余さんと高畑さんの会話にはついていけないんですよ(苦笑)。“私たちの時はさぁ~”という苦労話や、“最近の若い子はさぁ~”といった批判っぽいフリも多くて、反応しづらいんです…。蒼井さんはよく巻き込まれているんですが、気まずそうに笑うしかないって感じなんですよ」